大潮のカワハギの釣れなさはガチ!
どうも!カワハギ釣り師のAtusiです!
ここ三回くらいカワハギ釣りに出かけているのですが、どれも釣果が2~3匹としょっぱい結果に終わっています・・・
いつもなら毎年11月はそこそこ釣れる記憶があったのですが、どれも不調なんですよね
そして今日も行きたくなったので行ってきたのですが
まさかのコンディション最悪な状況で、白波があるくらい海が荒れて風も強くて・・・と散々です
釣果はモチロンしょっぱく
午後から釣れたのでボウズは逃れましたが、まさかの午前中はあたりすらないという最悪の状況でした
そしてここ数回や過去釣れない時って決まって大潮の時だったんですよね・・・
本来であれば魚がたくさん巡ってきていいといわれている大潮ですが、カワハギに関してだけは絶対に動かない潮のほうがいいと断言できます
今回は私の経験談を元に、カワハギ釣りは大潮を避けるべきかということを記事にしていこうかと!
カワハギは海流に弱く流される説
カワハギという魚を長年見ていますが、あいつらって瞬発力はあるのですが持久力は全くといっていいほどありません
釣りでもひっかけたときに最初はめちゃくちゃ暴れて手ごたえあるんですが、ある程度動かすと勝手にへばるんで後は巻き上げるだけの簡単なお仕事でいいのです
長くても5分もあれば大体のカワハギはおとなしくなるんですよね
そしてカワハギは昼行性の魚で、夜になると海流に流されないようにするために水中の草を口で咥えて寝るので、そういうことからも流されやすいタイプです
釣り場なんかも堤防の先端を狙うよりも、先端よりもちょっと手前の流れを若干防げそうな位置にたむろしていることが多いです
大潮になって潮が大きく動くことで、カワハギが流されてどっかにいってしまうことが多いなと感じますし、逆にいないときは潮の境目あたりから流されてくる事が多いと肌で感じますね
仕掛けが流されてベストな状態を保てないので極端に釣果が落ちる
カワハギという魚はエサ取り名人といわれるくらい感度がなく、いつの間にか
「あれっ!?取られてる!!?」
ってことも珍しくありません
仕掛けを一番いい状態にしていてもそういうことはしょっちゅうですし、ちょっとでも状態が悪いと余計にアタリが分からなくなったり合わせるのが困難になるのです
特に大潮で仕掛けが流されて垂直に保てないときは、当たりの分かりづらさは跳ね上がりますし、合わせるのもまず無理といっても過言ではありません
完全に垂直に落としてようやくスタートと言えるので、仕掛けにとって大潮は文字通り向かい風になることが多いのです
ベラとかフグとか外道が増えて邪魔される
もう一つ他の要因として考えられるのが、大潮の時はアタリそのものは確かに増えます
その中でもカワハギがいるところにはだいたいいることが多いベラとフグですが、こいつらの当たりが極端に増えます
ベラは「ゴツッ!」とした強い引きにも関わらず、エサが残っていることが多い食い下手ですし
フグのほうは「びびびびび」という絶え間なくて機敏さがなく、えさをかじる様にしてボロボロにしておいしい部分だけ吸うやつです
大潮の時はこれらのせいでエサがよくダメにされてしまい、その結果としてカワハギの釣果が総合的に下がるということになるのです
終わりに・カワハギを狙う時の潮はできるだけ動かない状態の時を狙うべき!
そういうわけで大潮というのは釣り人にとって歓迎されやすい潮だと思いますが、カワハギに関しては釣れないことを覚悟したほうがいいです
もしかしたら投げなどで遠距離を狙うのであれば条件が変わってくるかもしれませんが、少なくとも落としでは大潮は避けるべきです
私自身も過去に釣れた時の潮を確認すると、小潮だったり長潮だったりすることが多いです
よく周囲の青物やサビキでアジサバイワシを狙う人がしょっぱい状況でカワハギだけは釣れるということを経験したので、ほかの魚と性質は逆であると断言できますね
もしカワハギだけを狙いに行くということがあれば参考になれば幸いです!